センサー
MODEL 1622N5・1622T7
レーザドップラセンサ(クラス3R)

自動車・鉄道車両に搭載して車両の対地速度及び移動距離を非接触で高精度に測定することが
できるレーザドップラ方式の速度・長さ測定センサです。
通常の走行試験や加速・減速試験において、 路面でのタイヤ、車輪の滑りや空転・磨耗等による
測定誤差が全く発生しません。
測定面は雨、雪、氷、凹凸などあらゆる路面で停止 (ゼロ速度) からの対地速度と移動距離を高精度
に測定することができます。
安全基準の「クラス3R」に対応していますので、安全面を考慮した使いやすい設計になっています。
MODEL 1622N5・1622T7の特長
- レーザ製品の安全基準(JIS C 6802)における「クラス3R」に対応しています。
- 従来製品に比べて安全上の管理項目が少なくなっているため、導入・保守に掛かる費用が抑え
られます。 - 非接触測定のため、タイヤ、車輪の滑りや空転・磨耗に影響されない高精度な測定が可能です。
- 停止からの速度・移動距離測定が高速かつ高精度に行なえます。
- 1622N5
・測定距離変動幅が±80mmのため、測定面の凹凸や砂利、雪・雨などさまざまな路面で測定
可能です。 - 1622T7
・測定距離変動幅が±100mm(計測可能範囲:±140mm) のため、レール・枕木・砂利・
止め金具や、鉄道軌道内の凹凸や雨・雪、氷などさまざまな路面で測定可能です。
MODEL 1622N5・1622T7の仕様
測定方式 | レーザドップラ方式、後方散乱差動型 |
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使用レーザ | 半導体レーザ 出力:5mW 未満 (クラス3R),波長:690nm |
測定距離 | 1622N5:500±80mm 1622T7:700±100mm(計測可能範囲±140mm) ※1 |
速度測定範囲 | センサごとの参考値は下記「適合処理器」参照 |
測定確度・再現性 | 1622N5:±0.2%以内・±0.05%以内 1622T7:±100mm:±0.2%以内 (±140mm:±0.5%以内) |
電源 | 信号処理器から供給 |
使用温度範囲 | 0~40℃ (結露しないこと) |
環境対策 | 防塵・防滴構造 |
外形・重量 | 1622N5:70(W)×40(H)×140(D)mm 突起物含まず,約0.7kg 1622T7:187(W)×44(H)×97(D)mm 突起物含まず,約0.95kg |
※1:測定対象面の状態により、測定距離変動幅が狭くなる場合があります。
仕様・形状は、事前の断りなしに変更されることがあります。
適合処理器
MODEL名 | 1622N5 速度測定範囲 |
1622T7 速度測定範囲 |
主な用途 |
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MODEL 2535![]() |
±585km/h ※2 | ±665km/h ※2 | 車速・移動距離測定 (自動車用・鉄道用) |
MODEL 2532C ※1 | LOW ±270km/h ※2 HIGH -15~+585km/h U.LOW ±30km/h |
LOW ±305km/h ※2 HIGH -15~+665km/h U.LOW ±35km/h |
※1 販売終了製品
※2 速度単位は km/hのみ